シリアルのプログラミングとデバッグ
業種 | プロセス自動化 |
関連製品 | |
概要 |
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プロジェクト紹介
シリアルのプログラミングとデバッグ
使いやすいWindows APIライブラリ?通信性能の解析及びトラブルシューティングの強力なツールが含まれています。
シリアル通信ライブラリ
効率的なマルチポート?シリアルボードは、リモート?アクセス?サービス、Winfaxまたはターミナル?エミュレーションなどのアプリケーションのような異なるソフトウェアパッケージでも動作できなければなりません。しかし、マルチポート?ボードを使用した他のアプリケーションとして外部装置を制御するために固有のソフトウェアを開発する必要とされる場合もあります。その場合、使いやすいライブラリ及び強力なデバッグツールは、開発費用及び時間を抑える重要な要因となります。MOXAは各オペレーティングシステムに合わせて、異なるソリューションを提供します。
1. DOS
DOSには標準APIがないため、直接I/Oアクセス、Int14または専用APIなど別のソリューションを利用する必要があります。また、これらのソリューション間に互換性がないため、簡単なプログラミング?ソリューションを見つけることは重要なこととなっています。
2. Windows 3.x
Windows 3.xはWin16 Comm SDKを提供し、プログラム開発者がPCのCOMポートにアクセスすることを実現させます。VB向けのMsCOMMなどのWin16ベース通信オブジェクトはCOMポートへのアクセスにも使われますが、Windows 3.x OSの制限により、最大9つのCOMポートしかインストールできません。
3. Windows 2000/NT/95/98/ME
Windows 2000/NTは最大256COMポートをサポートすることに対し、Windows 95/98/MEは128 COMポートまでサポート可能です。各COMポートにアクセスできるWin32 APIは強力でまた柔軟性がありますが、複雑なため、開発コストもそれなりに高くなります。そのため、プログラム開発者がより簡単なソリューションを見つけることを強いられています。複雑なWin32 APIと比べて、より一般的に受け入れられているのは通信オブジェクトです。例えば、Microsoft Visual Basicの場合に、MsCommオブジェクトがCOMポートにアクセスするのに使われます。また、Borland Delphiコンパイラのような他の業者から提供される通信オブジェクトも同じ用途で使われています。ところが、通信オブジェクトが使いやすいにもかかわらず、性能や拡張性においては全てのシステム開発者に満足できないようです。MsCommが最大16COMポートしかサポートできないことはその一例です。
デバッグツール
システム開発中に、開発者はオンライン通信が適切に動作しているかどうかを確認するために測定器を使う場合があります。その場合に基本的なソリューションに二つあります。一つはスタンドアロン?プロトコル?アナライザとデータスコープ?マシンなどのような強力で、正確で、また洗練されたハードウェア?ソリューションです。しかし、この測定器は高価なのが欠点となっています。もう一つはPCをデータスコープ機器に変換するソフトウェア?ソリューションです。正確さや自動検知機能がやや欠けているかもしれませんが、その代わりに価格的には受け入れやすいです。
DOSプラットフォーム用のAPI-232/DOS
API-232/DOSはDOS上でMOXAの全製品を動作させる標準プログラミング?ライブラリで、各機能が広範囲で使いやすいです。基本的なデータ伝送機能からXModem、YModem、ZModemなど進んだファイル伝送機能をカバーしています。更に、どんなプログラミング?スタイルにも適用するポーリングや中断機能を同時にサポートするほか、Qbasic、Turbo/Borland C、Microsoft C、Turbo Pascal、Assembler、Clipperなど一般的なコンパイラとの互換性をほとんど確保しています。API-232/DOSドライバ?パッケージには、データスコープ機能とほぼ同じであるSCOPE.EXEを含み、オンライン通信データのキャプチャと解析を行います。
Windows 3.xプラットフォーム用のAPI-232/Win3.x
Windows 3.xは最大9つのCOMポートしかサポートできないため、システム規模もその故に制限されていますが、16-bit GUIシステムとしてはなお経済的なソリューションです。例えば、API-232/Win3.xを使えば、Windows 3.xシステム上で9つ以下のシリアルポート?システムが構築できます。API-232/Win3.xは16-bit Borland C及びMicrosoft Visual C++との互換性を確保しています。また、API-232/DOSのように、要求されるメンテナンス及び移植コストの軽減のためにデザインされました。
Windows 2000/NT/95/98/ME プラットフォーム用のPCommライブラリ
PCommライブラリはシステム開発者にとって最終的なソリューションです。使いやすさを備え、また、ファイル伝送とコールバックのような基本及び高度の機能を提供します。PCommライブラリはAPI-232/DOS/Win3.xライブラリと似ている手続きで動作するため、強力な32-bitプラットフォームを利用するのに使われる時間と費用を効果的に削減します。また、PComm Liteで利用可能で、MicrosoftVisual Basic、Microsoft Visual C++、Borland C++または Borland Delphiなど一般的な32-bitコンパイラとの互換性を確保しています。MOXAデータスコープ?ユーティリティは、あなたがPCにデバッグケーブルを追加し、データスコープをインストールすることにより、PCをオンライン?データの表示及びキャプチャ用のWindowsベースデータスコープに変換し、強力で多目的なツールを提供します。また、後で分析のためにデータを保存することも簡単にできます。
ここ をクリックしたら、MOXAの無料カタログ、パンフレット及びユーティリティ?ページに跳びます。PComm Lite及びデータスコープ?ユーティリティは無料ダウンロードできます。
アプリケーション
?COMポート?アプリケーション用の使いやすいプログラミングツール
?データ伝送に発生した問題のトラブルシューティング及び診断